自動巻き?変わった自動巻き時計特集!!

こんにちは、MOON BRIDGE時計屋です😊

機械式時計は大きくは手巻き自動巻きに別れると思います⌚️

大半の方が最初に時計を買おうと思った時、まず検討するのが自動巻きですね。

腕に着けていれば、腕の運動によって回転垂が回り→そのエネルギーが香箱へ伝わり→ゼンマイが巻き上がるというのが簡単?な自動巻きの説明かと思います。

手巻き時計は定期的に手動で巻き上げないと時計は止まってしまいますが、自動巻き時計は腕に着けて日常を過ごしていれば、まず止まることはないので楽です👍

 薄型の時計が好みの方は自動巻き機構がない分、手巻き時計の方が薄くなるのでおすすめです!『リューズを巻き上げる時間が好き』という手巻き好きの方もいらっしゃいますね😊

今回の記事では、自動巻き時計でも一見『自動巻き?』という見た目の時計を2つ特集したいと思います。

 

モリッツ・グロスマン「ハマティック・ヴィンテージ」

振り子式の自動巻き機構を搭載した「ハマティック」。腕の運動に合わせて左右に揺れるハンマーフレームが生み出す動力が、ふたつのラチェットホイールを通してゼンマイを駆動させます。

この時計は、とにかく仕上げの綺麗さとエングレービングが圧巻です!

ネジの色をブラウンバイオレットに焼き戻しているのもポイントですね。

こだわりと技術力の高さを見ただけで分かる時計です。

 

 

ユリスナルダン「フリーク ビジョン」

 まずこの時計は自動巻き以外にもツッコミどこが多すぎる時計ですw

 リューズがないため、6時側にある『FREAK』のボタンを押します。押すとロックが解除され、爪が3箇所あるベゼルを操作し時刻合わせを行います。

裏側を見ますと裏蓋にもベゼルがあり『TO WIND→』の文字があるので、矢印の方向に回せば手巻きができます。

裏蓋のガラス内に見えます「グラインダー自動巻きシステム 」は時計に伝わる僅かな動きでも、香箱へエネルギーを伝える仕組みになっています。

時間の読み方から、シースルーバックまで未来感?を感じます。

文字盤の上に輪列〜テンプまでのせていて、それ自体が分針の役割をしており、回転するのだから、構造が不思議な時計ですね。

上級者向けなのは間違いなしです。

上記のどちらの時計も回転垂を用いた自動巻きと比べて、巻き上げ効率は良い?のか分かりませんが、仕上げの美しさや機構のアイデアはすごいですね👍

 

今後も面白い時計は記事に取り上げて行きたいと思っています!

いつもご覧いただきありがとうございます。