2024年 うるう年と時計

こんにちは、MOON BRIDGE時計屋です😊

2024年はうるう年ですね。うるう年とは一言で言うと、1年が366日となる年のことを指します。この追加された1日は、2月29日(うるう日)として知られています。

もう少し細かい説明をしますと、西暦年号が4で割り切れる年はうるう年です。

ただし西暦年号が100で割り切れる年は通常の平年です。

しかし西暦年号が400で割り切れる年はうるう年です。

地球は太陽の周りを約365.2422日で1周します。

しかしカレンダーは、1年を365日としています。このため、約0.2422日のずれが毎年発生します。

4年後には約0.2422日×4 = 0.9688日のずれが発生し、太陽暦とグレゴリオ暦の日付がずれてしまいます。なのでうるう年に1日追加されることで、このズレを補正します

※太陽暦とは太陽の位置に基づく暦。グレゴリオ暦とは私たちの日常に使用している暦のことです。

 

ここから時計に話になります。

機械式時計の通常のカレンダーを搭載した時計ですと、小の月(29日)・大の月(30日)、うるう年で手動による日付調整が必要になります。

この日付調整を自動で修正してくれるのが『年次カレンダー』『アニュアルカレンダー』といわれるものです。小の月、大の月を自動で修正してくれますが、年に一度だけ手動でカレンダー調整を行う必要があります。

毎年の3月に切り替わるときだけ、手動で修正が必要です。年に一度だけなので、十分便利な機能ですね‼️

※アニュアルとは『年に1回』という意味があります。

 

アニュアルより更に便利な機構が、小の月、大の月、うるう年の自動修正してくる『永久カレンダー』『パーペチュアルカレンダー』です。※ただし暦の関係で100年に1度は手動で調整が必要です。100年に1度なので、ほぼ修正不要ですね笑

この機構を搭載した時計なら、日付を気にしなくて大丈夫です👍 

2024年はうるう年なので、永久カレンダーの時計をお持ちの方は、ぜひ4年に一度の自動修正を見て欲しいです⌚️