【ROLEX】ヨットマスターⅡ レガッタクロノグラフとは?? 【前編】

ヨットマスターⅡにはレガッタクロノグラフが搭載されております。
あまり聞き馴染みがないレガッタクロノグラフ、
今回はそんなレガッタクロノグラフのご説明を致します。

レガッタクロノグラフとは、簡単に言うとクロノグラフに加えて、10分から1分までのカウントダウン計測機能を搭載した時計です。

ヨットマスターⅡには何故このような機能が必要なのでしょうか?

ヨットマスターⅡは本格的な
ヨットレースに対応したスポーツモデル。
ヨットの特性上、ヨットは風を受けてスピードを出すことができるため、車や競走馬と異なり、スタート地点から急加速させることはできません。

そのためスタート地点より前で風に乗っている必要があり、その風を利用しつつスタートの号砲とタイミングを合わせてレース開始となります。

このレース開始までのタイミングを誤るとフライングしてしまったり、スタート地点で十分なスピードを得られなかったりと言った事態に陥ります。

そこでヨットレースでは、公式シグナルによってカウントダウンが行われます。この公式シグナルと合う高精度なカウントダウン機能が必須であり、レガッタ・クロノグラフが注目されているというわけです。

もっとも、実生活でこのレガッタ・クロノグラフを使うシーンは限られているでしょう。しかしながらロレックスの高度な時計製造技術を証明する一本であり、ここに惚れ込むファンは少なくありません。

【後編】ではレガッタクロノグラフの使用方法をご説明しますのでお楽しみに!